【橋本議員】 もう1点お聞きします。この計画の87ページですね。参考、長期財政シミュレーションについてとあって、もちろん、あくまで参考であると。最初の財政シミュレーションの位置づけについての2行目のところに、「シミュレーションどおりになるのかという正確性への言及や、可能性のある複数シナリオを提示した方が良いという意見などがあり、その掲載方法や位置付けが課題となっていた」。私も過去に言ってきたのですよ。こういうようなことね。それで、実際に出たのは次のページなわけですけども、これはあくまでも一つの前提条件に基づいたものであって、確定的なものではないし、それから、予測がぴったり当たればいいのかという話でも必ずしもないのかもしれない。もっといい財政に実はなれば、それは予測が外れてよかったということにもなるかもしれない。それはもっと悪くなるか、それは分かりません。ということはあるので、一つの例なのですけども、やはりこういう形でシミュレーションをつくること自体は、財政の見通しを持つという点では、私は、それは一つの手法だと思っているわけですよ。今、政府が本当に財政に無責任なことで、やはり市としてはきちんと責任を持って財政を見ているというのは非常に大事だと思っています。それで、私は、財政シミュレーションのやり方として、例えば、複数シナリオはどうかということも言ったことがありますが、幅を持った財政の見通しというのはできるのかどうかと。例えば、気候危機で、今、地球の平均気温上昇を1.5度ぐらいに産業革命以降抑えなければいけないというときに、CO2の排出がどれだけだったらこれだけ気温が上がりますとか、もっと抑えたらこれだけだと、棒グラフみたいなもので幅がどんどん広がっていくような。ああいうのもあるのだけども、例えば、そういう形で、今後の条件によっては基金がどうなるかとか、市債がどうなるかとか、そういうような幅を持ったシミュレーションというのはあり得るのか、可能なのか、ちょっと見解を聞きたいと思います。